会長の部屋

CHAIRMAN'S ROOM

月刊税理「税理士の休日」 三線三昧

1,沖縄離島巡り
2,18年前の雑誌原稿記事
3,異世代交流


月刊税理 「税理士の休日」  三線三昧  渡辺俊之

1,沖縄離島巡り

「三線」といってもピンとくる方は少ないかもしれない。沖縄三味線といったらお分かりだろうか。蛇味線ともいわれるが沖縄方言では「三線」で「サンシン」と発音する。
 コバルトブルーのあの海に魅せられ、沖縄の離島の海を何本も潜るうちにめったに利用もしない離島に家まで買い込みバブルと化してしまった。その後、唄三線の世界にはまり込み、四六時中、家の中やら車の中でMDやCDが鳴りっぱなしである。
私の沖縄好きは10年以上前にさかのぼる。その間に訪れた島々を思い起こしてみよう。

与那国島、波照間島、西表島、新城島、石垣島、鳩間島、小浜島、嘉弥真島、竹富島、宮古島、伊江島、水納島、瀬底島、久高島、平安座島、浜比嘉島、奥武島、嘉弥真島、阿嘉島、慶留間島、外地島、多良間島、伊良部島、下地島、池間島、大神島、与論島、久米島、屋我地島、伊平屋島、伊是名島。
こうなってくると沖縄離島全島制覇も夢ではなさそうである。

2,18年前の雑誌原稿記事

30代後半から40才に入った頃で超忙しかった頃、「若手会計人の進むべき道」なるテーマで雑誌原稿を書いたことがある。その中で将来の夢を余暇の部分で語っているのだが、それを引用してみる。「……、月間労働時間は150時間、勿論完全週休2日制、土曜日はゴルフ、日曜日は月2回の家族サービス、平日の夕方は週2回趣味の会でダベリング、年2回の海外旅行、正月休みは勿論常連の家族とスキー行、そしてアフタースキーは、カラオケで気張らし。「もしかしてパートII」、「3年目の浮気」のような思わせぶりな曲や「我が良き友よ」のような古き時代の歌が何ともいえない。……」

18年経って、忙しさは相変わらずだが、歌う唄は沖縄民謡になってしまい、毎週土曜日はゴルフに代わって三線教室の稽古漬けと、若者との飲み会になっている。

3,異世代交流

同業種交流は楽しいし、異業種交流は為になる。仕事に全く関係のない三線仲間は意外と若い人が多い。私なんぞは年寄りの部類に入るが、二回り位若い世代の子から「とし鍋」とニックネーム呼ばわりされながらの異世代交流もまた楽しい。
自分の周りの友人は年を取るにつれ同じように高齢化する。趣味を通じた仲間は、それが無くまた職場の上下関係や、関与先と会計事務所のような関係もないので、異世代の若い感性が素直な形で発信され受容されていくのがまた新鮮でもある。会計人で同好の士がいたらご一緒しませんか?