会長の部屋

CHAIRMAN'S ROOM

世界会計士会議 トルコ イスタンブール 買い物あれこれ 

世界会計士会議 トルコ イスタンブール⇒ギリシャ⇒エジプト

1,言葉の通じない買物
2,パピルスの絵画
3,買ったばかりのマフラーの紛失
4,社長、これ1ドルでどう?
5,成田の免税店での買物


買物あれこれ  渡辺俊之

海外旅行に出発する前にいつも我が女房に言われることがある。
「あなたは、どうせ中途半端なものし買えないんだから、お土産は絶対買ってこないでね。特に置物とか、絵画・掛け軸のたぐい」
我が方としては、「どこどこにいった記念に」と買うのであるが、最近はどこで買ったものかも分からなくなり、家のあちこちにほったらかしである。
ということで、お土産は買わない主義になった私に「買物あれこれの」のテーマで原稿依頼。
それもトルコの世界会議の記憶も忘れた頃にいわれても戸惑いもあるが、記憶をたどりつつ「あれこれ」書いてみたい。

1,言葉の通じない買物

イスタンブールの11月。あれほど寒いとは思わず、防寒具を用意していなかったため、あの規模に圧倒されたグランドバザールで皮のジャンパーを買うことにした。
当方の英語は不自由な上に、店員もダメ。全く言葉が通じない中での、サイズや色の選定。
袖が長すぎるので短くしてもらうこととし20-30分待つことにする。そして値段交渉。
しかし財布の中には折り合いのついた金額がはいっていないことに気づく。
結局買物をあきらめようとしたら、財布の中にはいっている金額でよいということになり、昨日のトルコ絨毯の店での値段を知っていただけに大変に儲かったような気分を味あわせて頂いた。

2,パピルスの絵画

「絵画は買わないでね」と釘を刺されていたにもかかわらず、エジプトのパピルスに書かれた絵がすばらしく、じっと見入っていると、店員が側を離れない。「2枚買えばこの値段でいいですよ」といわれ、遊び半分で値段交渉。 
東京湾のレインボウブリッジを臨む25階に書斎替わりの事務所分室も今の事務所の道路を隔てた第一京浜側の田町駅横にできることだし、そこに飾ればいいか?
なんて頭をよぎってしまい私の心の中を見透かしたように店員は迫ってくる。大幅値下げに成功したものの結局3枚買うことに。
東京に帰ってから、絵画を入れる額縁の高かったこと! かなり損をした気分になる。

3,買ったばかりのマフラーの紛失

カッパドキアに向かう空港での待ち時間。イスタンブールより北にあるカイセリの町はさぞ寒かろうと埼玉のH先生につられてマフラーを購入。しかしカッパドキア観光の最中に紛失。またまた損失。

4,社長、これ1ドルでどう?

昨年は中国、東南アジアでの海外旅行が多かったせいか、行く先々で地元子供達による「1ドル、1ドル!」「社長、千円でどう?」と土産物をしつこく迫られたものだが、さすがヨーロッパ。
それほどしつこい地元の子供達に巡り会わなかったのはやはり生活水準が高いのだろうか?
でも土産物屋では、EUに加盟できていないトルコなのにとトルコリラやドル・円よりもユーロが一番強かったです。ドルしかなくて損した感じ。

5,成田の免税店での買物

昨年夏の公認会計士協同組合の旅行で西安、敦煌に行ったときには成田エクスプレスの遅延のためぎりぎりの成田到着となり、冷汗をかいた。今回は、かなりゆとりをもって成田着。 時間がありすぎて、免税店をウロウロ。かねてより女房が言っていた物を見つけてしまい、まあ女房自身の土産物を買っても文句は言うまいと思い、ついに衝動買い。あとからカード引落としの金額を見て、「しまった」と思いつつ、まあ結婚35年記念ということにすればよい、と納得。
女房の手前、中途半端にできず、これが一番高かったかも。
時間がありすぎて、結果損した感じ。
いや女房あっての私。買っておいてよかった。