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以前から気になっているシエスタ制度について、書いてみたいと思います。
最近では、テレビでも取り上げられていたり、シエスタ制度という言葉を耳にしたことある方が多いのではと思います。
日本で導入されている多くは短時間の昼寝をすることにより、従業員のパフォーマンス向上や業務の効率化を目的とし、企業、学校、官公庁などで最近少しずつ導入されて来ています。
元々の「シエスタ制度」とは午後1~4時ごろに昼休憩をとるスペインの習慣のことを指します。
人間は24時間を一定の周期で変動する体内リズムにより、午後1時~4時頃は注意力や判断力、認知力が著しく下がり、眠気が最も強くなる時間帯のようです。
シエスタ制度は、この活動能力が低下する時間帯に休憩をし、活動能力が上昇する時間帯から仕事を始めるという効率的な制度になります。
また健康にもよいようです。
シエスタ制度にはこれらのメリットもありますが、導入することが難しい面もあります。
顧客対応を必要とする企業や、取引先と密に連絡をとる必要がある業務では、サービスへの影響や取引の遅延が懸念されます。
すぐに全ての企業で導入することは難しいと思いますが、日本でも今後、少しずつ導入事例が増えその効果が証明され、徐々に普及していくのではないかと思います。
と、同時に普及してほしいと期待しています。
東京本部 櫻井