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防災体験ツアー

押上のスカイツリーの近くにある本所防災館というところに行ってきました。
東京消防庁が運営している防災教育センターなのですが、そこで煙・地震・暴風雨の体験と消火器の使い方を教わりました。

煙体験では、(人体には無害な)煙が充満する照明のない通路を非常灯を頼りにしゃがみながら進んでいくという体験をしました。
また、地震体験では家のセットの中で震度7の揺れを体験し、暴風雨体験では頑丈なレインコートを着て、暴風雨を正面から浴びました。

どれも体験とは分かっていても、平常心では全くいられませんでした。

元消防士のインストラクターの方から、それぞれの災害が起きたときの対処のポイントも教わりました。

  • 煙の中を避難するときは、ハンカチで口を押さえながら、なるべく低い姿勢を保つ。
    →ペットボトルの水を持っていたら、ハンカチを濡らした方がいいそうです。
  • ホテルや大型施設に行ったら、非常口を確認した方が良い。
    →災害が起きたらとっさには見つけられないこともあるそうです。
  • 地震の際はまず机の下などに隠れ、揺れが収まったら火を消し、ドアを開ける。
    →家の中では、トイレが比較的安全だそうです。
  • 非常時に備え、ペットボトルの水だけは家の中に置いておいた方が良い。
    →物資が2~3日届かないおそれもあるため、届くまでの間をしのぐためには、水が最低限必要だそうです。
  • 消火器はホースをまっすぐにして使用し、中身を全て使い切る。

小学校の避難訓練のときに教わったような気がするものもありますが、あれから訓練する機会はなく、何をすべきかとっさに思い出せませんでしたので、体験に参加して良かったです。
また、今まで知らなかった消火器の使い方を教えてもらえたのも良かったです。

今回の体験で、避難行動を体に馴染ませることの大切さを実感しました。
数年後に再び参加してみようかなと思いました。

東京本部 安藤