港区の税理士をお探しなら、税理士法人優和 東京本部へお任せ下さい。

イラク戦争が連日報道されているが、その隣国のクウェートという国に住んでいた事がある。20年以上も昔の話で小学生の3年間を過ごした。

公用語はアラビア語で英語もあまり通じなかった。学校は日本人学校があり確か幼稚園から中学校まで一緒になっていた。生徒は約80人。スクールバスで登下校していた。小さな校舎で教室も狭かった。1クラス（1学年）は10人弱で、1人の学年もあった。日本の学校のようなイジメや受験戦争とは無縁だった。

生活は不便な面が多かった。日本食はなかなか入手出来ず、宗教上豚肉は売られていなかった。コンビニは勿論デパートも無かったと思う。遊びは家の目の前に海があって釣りをよくした。釣れたての黒鯛やキスが美味しかったのを覚えている。暖かいせいか魚も野菜も日本より二回りは大きかった。

アラブの国々は非常に宗教熱心で、路線バスの運転手は仕事中でもお祈りの時間になるとバスを止め乗客は終わるまで待たされる。日本では考えられないが公共の乗り物も時間はいい加減だった。

帰国後は日本では戦争が無いと話題にもならないが大分変わってしまったのだろう。もう一度訪ねて見たいものだ。

（2002.4.11　T.H）