スタッフブログ

STAFF BLOG

おそるべし大英帝国の底力

小雨ふる週末、東京都美術館へ「大英帝国の至宝展」に行ってきました。
ロゼッタストーン、ミイラマスク、ミイラボード、スタインの敦煌コレクション、仏足跡。などに期待しつつ並んで待つこと40分(朝の開館直後は70分待ちでした。ちなみに11月の連休中には150分待ちも)
太陽の沈まぬ国 大英帝国の威力といおうか、略奪の歴史の一部を楽しむことができました。

久しぶりの美術館には音声プログラムガイドも用意されていてとても便利でした。子供向けも用意されているのには驚きました。私は始めて利用したのですが、自分のペースで、何度でも聞けていいですね。全コレクションについて用意されていたらもっといいのに(でも時間はかかります)。
この音声ガイド南方熊楠が大英図書館の閲覧室での大立ち回りをさらりと紹介しているし、「不幸のミイラ」の説明も。ハワイの「神殿の彫像」は証拠はないが由緒ある贈り物なんて(他の展示品が戦利品なんていってませんよ)、いい説明が用意されていたのは感動でした。

展示品で特に感動したのは、葛飾北斎「為朝図」きれいです(おかえりなさい)。
アフリカ・アメリカ・オセアニアの展示品は面白く、是非ゆっくりと鑑賞と思わせるものがあります。 しかし、イギリス本土からの出土品ってないに等しかった。
今度は大英博物館 the British Museum まで足を運び、時間をかけて見たいものです。
航空運賃はかかっても博物館は無料です。
一番楽しみにしていたロゼッタストーンはレプリカでしたから。

(2004.12.12 あ!)