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私の趣味のひとつに演劇鑑賞がありますが、最近この中に『伝統芸能』が仲間入りをしました。
歌舞伎、能、狂言…と伝統芸能にもいろいろありますが、私の場合何にハマッたかというと、狂言です。…と言うと、『最近』ってことでもあるし、こりゃ件の『陰陽師』の影響か、と思われるんだろうな、きっと（！？）。

が、さにあらず、私が狂言に興味を持ったのは、もう随分むかし、テレビのCMで野村万作さんを見たのが最初です。そう、「違いのわかる男」っていうヤツですね。ほんの何秒かの映像なのに、万作さんの演じる『釣狐』にそれこそ取りつかれてしまいました。

で、「ナマで万作さんの狐が観たいっ！」と強～く思ってはいたものの、当時の私には伝芸って何となく敷居が（お値段も）高く感じられて近づくことができず、ようやく昨年になって友人に誘われたのがきっかけで『狂言デビュー』を果たせたのです。もちろん、最初に観たのは万作さんです。(^_^)v

今となっては、万作さんの狐をナマで観ることはかないませんが、万作さんでより多くの曲を観たいので、せっせと通っておきたいのと同時に、これからはいろいろお勉強しながら、狂言そのものをもっと究めていきたいなと考えている、今日この頃です。とりあえず『釣狐』のビデオを早くゲットしなくっちゃ！

(2002/7/23　Ｎ．Ｋ．)